濵ちゃんの足跡

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5.特別講座1(コメントあれこれ)

オープンに自分の考えていることを話すことが大事です。生きてきた年数も環境も違うのですから、それぞれに考えがあって当然です。正解はひとつではないのです。それぞれにいいところを取捨選択すればいいことです。下名の場合を自分の言葉で語りましょう。

(1)原動力は何?

たぶんに仏教的な面があります。数人の諸先輩からも言われたことがあります。俗っぽい言い方ですが、「多少、頭がいいのは、自分の努力か?」と問われたことがあります。「そうではないだろう!生まれたときから、そういうふうに産んでもらったんだろう。だったら、その役目を果たせよ。」

5%族という言葉があります。成績の上位5%は、どこの学区でも進学できます。五体満足で、成績も5%以内の者の特権です。それって不公平ではありません?不公平ですよね。だったら、そのお返しをせよ、ということです。

公立の小学校や中学校のころを思い出してください。生きていくだけでたいへんな人がたくさんいました。その反面、5%族はずいぶん恵まれています。下名は、そのお返しを原動力にしています。5%族は、残りの95%の人の面倒をみるように、生まれついているのです。

(2)どうやって変えたか?

50歳になったときです。会社の持ち場と立場ががらっと変わり、自分で直接開発に携われなくなったときに考えました。それまでは、怒鳴りっぱなしで、陣頭指揮をしていました。自分で直接できなくなったとき、変化せざるをえませんでした。自分で考えて、自分で、自分自身を変えました。

(3)決断のとき

特別な本などありません。

レイヤー2、3、4のところで、話しますが、普段から決断のための準備をしています。

(4)原理原則か?

ちょっと言葉が違うように思います。「コア=絶対にブレてはいけないもの」ですが、原理原則ではありません。何に対する原理原則か。これは自分を縛りつけている心がけ、心構えです。原理原則とはちょっと違うように思います。

(5)師、友人、部下

特別講座2=レイヤー2のテーマです。

(6)経営理念

秀吉には理念がなかった。拡大することのみ。戦に勝ったら褒章を与える。日本国全部平定したら、もう与える褒賞(土地)がなくなった。だから、朝鮮出兵して更なる拡大に向かうしかなかった。そして失敗した。

家康はこのことが分かっていたので、「欣求浄土」を旗印にした。この世に浄土を作るために戦をすると。だから褒章は土地でなくてもよかった。「欣求浄土」という理念があった。

経営理念は利己的ではだめで、社会に役立つ概念でなければならないと思うのですが、このテーマは特別講座5(レイヤー5)で議論しましょう。

特別講座1(コメントあれこれ)

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