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28.特別講座5(管理部門はあくまでも黒子)

総務、人事、経理などの管理部門があります。管理部門は人員比で10%を越えてはいけません。人数が多くなると、必然、声が大きくなります。そうするとお金にならない仕事が増えます。これは会社にとって、これはよくありません。お金を儲けるのは、営業、技術、製造、品管などの直接部門です。管理部門はあくまでも黒子に徹さなければいけません。

管理部門は、会社経営上不可欠な業務があります。そうすると毎日が同じ作業になり、改善を忘れます。だらだらと仕事をしがちです。誤字やミスが多くなります。これらをなくし、効率を上げ、自発的に改善するようにしむけなければなりません。経営環境の変化を先取りして、どんどん変えていく管理部門にしないといけません。例えば、少子高齢化・雇用延長に対応した給与体系、グローバル化に対応した経理システムなどの検討が必要になります。

下名は、ミスをなくす方法として、誤字を書いたら1文字10円の罰金を課すようにしました。それをチェックし見逃した人からも10円を徴収しました。ゲーム感覚です。そうしたら、仕上がったものをチェックするのではなく、文章を書きながらオンライン・リアルタイムにチェックするようになり、誤字やミスが激減したのです。ちょっとした工夫です。

特別講座5(管理部門はあくまでも黒子)

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