濵ちゃんの足跡

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33.特別講座5(すべての基本はPDCA)

すべての基本はPDCAです。Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の繰返しです。

・思いつきで実行していないか。

・やりっぱなしになっていないか。

・評価したけど、次の改善を怠っていないか。

・改善は次につながる有効なものか。

会社の場合、企業理念や経営理念が不変なものだとすると、PDCAの一番大きなサイクルは中長期計画です。下名が知っている限りでは20年計画というものもあります。30歳の社員が集まって、自分たちが50歳になり、会社を自分たちの手で動かせるようになったときに何をすべきか、今の延長ではない、今から20年後に向かって新しい路線を作り始めないと間に合わない、ということに気づかせてくれます。一般には10年計画とか5年計画というものですが、それでも、現状の延長と新規ビジネスを綿密に分析してみる必要があります。業種にもよりますが、省庁のデータの活用などできるだけ客観性のあるデータで組み合わせたものにしたいところです。

次のサイクルは年度計画、そして半年毎の計画やQuarter毎の計画、月次計画、週次計画とだんだん短期間になって、より具体的で、より行動的になってきます。そのどこで切っても、PDCAのどこかのフェーズです。実行の前には、必ず綿密な計画が必要です。中途半端な計画による実行はあり得ません。計画して、実行したら、すぐに評価して、改善する、このサイクルを回すことがすべての基本です。計画段階でよく分からない場合、「仮説→検証」という手法で、確認することがあります。こうではないかという仮説を立てて、少し実行してみて、仮説が正しいかどうか確認していくのです。

特別講座5(すべての基本はPDCA)

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