濵ちゃんの足跡

前のページ 次のページ 目次へ戻る

8.不測の事態

先日、大阪空港から大阪市内に向かっているときのことです。珍しく遅れるどころか定刻よりも早く飛行機が着いて、18時半からの会食に悠々と間に合うとふんでリムジンバスに乗りこみました。

阪神高速に入ってちょっと混んでいるなあと思いましたが、時間が時間だけに混んでいるだろうけど、まあ遅くなっても定刻ぎりぎりまでには着くだろうと、まだ多寡を括っていました。

ところが、事故渋滞で、車はまったく進みません。どんどん約束の時間は近づいてくるし、とうとうその時刻になってしまいました。

これはやばいと携帯電話を相手に掛けたら、「電源が切ってあるか電波の届かないところにあります」というメッセージ。もう一人の電話番号は分からない。会社に電話して調べてもらって、やっとその人に掛かったと思ったら留守録。その上に、携帯電話の電池が1本。ああもうパニックです。

たまたま、お店の番号をメモしていたので、それで何とか連絡はとれましたが、なんと運の悪い!と思いましたが、考えてみれば、そうではない。不測の事態を予測していなかった自分が悪い!!移動手段はモノレール-阪急電車という方法もあったし、用心していれば携帯電話は予備バッテリーを持つという手もありました。飛行機が定刻よりも早く着いたというだけで、完全に「油断モード」に入ってしまっていたと思います。

どんなビジネスであっても不測の事態がおきます。それをどうやって回避するか、油断しないで代替案を抽出しておくかということだろうと思います。

前のページ 次のページ 目次へ戻る