濵ちゃんの足跡

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24.教育ということ

朝早く目が覚めたので、TVをつけたら「XXの寺子屋」みたいは放送をしていて、若いときにヤンキーをしていた人が一念発起して先生になり、現在「ヤンキー先生」という名前で非常に人気のある人が話をしていました。昨今、学校でのいじめ、若者の自殺、子供の虐待など、気になっていますので、なぜか聞く気になってしまいました。その人がいうには「教育は3つだ」というのです。

その第1は、「よく聞くこと」だそうです。

人間はもともと口がひとつで、耳がふたつ。他人のいうことを2倍聞くようにできている。自分の意見を押し付けたり、ガミガミいい続けたり、文句を言いまくったりするのは教育ではない。まず、相手のいうことをよく聞くこと。これが一番大事だというのです。

その2は、「よく伝えること」だそうです。

自分の考え、世の中の常識、学問、何でも熱くならずに冷静に、自分の主観ではなくて客観的に、相手が十分に理解できるようによく噛み砕いて伝えることが大事だそうです。ちゃんと伝わらなかったら、教育にはならないというのです。

その3は、「ともに学ぶこと」だそうです。

分かったつもりで相手に教えていても何にも相手は受け取っていない。むしろ目線を下げて一緒に学ぶ姿勢で接すれば、それが自然と相手の中に入っていくことになり、教育になるというのです。

なかなか面白い切り口だと思います。おそらく、このことは仕事にも当てはまると思います。お客様との関係、部下との関係、他部門との関係、みんな「よく聞く」「よく伝える」「ともに学ぶ」、この姿勢でいれば絶対にいい関係を築くことができると思います。

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