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126.イチロー

今朝はたいへん嬉しいニュースが飛び込んできました。イチローがメジャーリーグ通算2000本安打を達成したのです。それも2000本安打が掛かった最初の打席で、いきなりライト線ぎりぎりの見事な2塁打を打ったのです。

以前話したと思いますが、今年は2月のWBCの宮崎キャンプでイチローをみてから、そのプロ精神にぞっこん参ってしまって、大ファンになりました。京セラドームでのオーストラリア戦、東京ドームでの巨人戦を追っかけて、WBCもTV観戦し、そして優勝、世界一、イチローの一挙一動にわくわくしていました。

WBCでは最後にすばらしいヒットを打って優勝を決めたものの、全般的には打てなくて、本当に心が折れそうだと何回も言ったことがありましたが、実際にWBCが終わって、メジャーリーグが始まる直前には十二指腸潰瘍であることが分かり、さすがのイチローも相当まいっていたのだなということが分かりました。今年は、張本選手の持っている生涯通算安打の日本記録、メジャーリーグ2000本安打、前人未到の9年連続200本以上安打の3つの大きな記録更新が掛かっているというのにです。

でも、イチローは完全にそれを克服しました。最初の数試合は休みましたが、その後は打って打って打ちまくって、張本選手の目の前で日本記録を更新し、それからのイチローは、リーグ1～2位の好調を維持しました。しかし、メジャーリーグ2000本安打達成を目前にして、今度はふくらはぎを痛め、約10試合も休みました。本当に大丈夫かと心配しましたが、とうとう本日、これを実現したのです。この快挙にあたって、いろんな人がコメントをしていますが、その中で一番共感したものは、イチローは、毎日同じ事を繰り返してきちんとやる、ストレッチも、練習も、食事も、睡眠も。本当にすごいと言っています。それによって、35才ながらにして25才の体を維持しているというのです。

このことは、われわれの仕事にも当てはまると思います。一発狙いではなかなか商談はまとまりません。小さい商談を真面目にこつこつと積上げていくことが大切だということを教えていると思います。イチローの快挙を自分とでは比較になりませんが、少しでも反省の糧にして、ほんの少しでも近づけるように努力したいと思います。

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