濵ちゃんの足跡

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136.売上げ確保に執念を!

赤字予算で運営しています。売上げが足りません。もっともっと売上げを上げることに執念を燃やさないといけません。

そのために何をどうしたらよいか、真剣に議論しました。結論は、「自らが質的に変わらなければ、よくはならない」というものでした。40歳、50歳の人間が質的に変わるというのは非常にたいへんなことです。余程の覚悟で意識しないと変わることはできません。

質的に変わるということはどういうことか。

「正確性」と「スピード感」を変えることだと思います。

正確に1回でやれば済むことを、とりあえずやってみて間違っているところを後で修正しながら完成させるようなやり方をしていませんか。これだと同じ仕事をするのに何倍もの時間が掛かります。

スピードについてはこんな例があります。1ヶ月ほど前に、外資半導体の案件で、F社からクレームが入りました。すぐに担当の部長に電話しました。彼はすぐに事態を把握し、部下を動員しながら、F社の資材部門や技術部門とコンタクトして1~2日でクレームを解消し、その結果を電話で報告してきました。このスピード感はすごいと思いました。これならF社も納得するだろうな、F社の開発の責任者も信用するだろうなと思いました。売上げに執念を持って行動するというのは、こういうことだと思います。

女子プロゴルフでは横峯さくらが大逆転で賞金女王になりました。どの数値もそうですが、ボギーを打たない安定さは抜群です。それだけ「正確性」が高いということでしょう。同じように、ボクシングで亀田―内藤の世界戦もありましたが、「正確性」と「スピード」の両面で圧倒的に亀田が優位でした。仕事とスポーツは違うと言う人もいるかもしれませんが、同じだと思います。如何に正確性とスピードが大事かということを分からせてくれたかと思います。圧倒的に効率がいいからです。

明日から師走です。年末は先生さえも走ります。年内に貸し借りを全部精算して気持ちの良い正月を迎えるためです。赤字を解消するために、自らの質を変化させる、「正確性を向上させる」、「スピードを上げる」ことで効率を上げ、売上げの拡大に向けて執念を見せる、それが必要だと思います。

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