濵ちゃんの足跡

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150.安全の再徹底

米子道では車の正面衝突があって、学生が3人亡くなりました。どちらの車がセンターラインを超えたのか分かりませんが、学生たちは5人の仲間でスノーボードをして、関西方面への帰路だったようですので、疲れて居眠りしたのかも分りません。交通事故は、気をつけていても「貰い事故」の可能性がありますが、前の車がフラフラしているとか、やたらとブレーキランプがつくとか、危険な兆候がみえるときは、早くその車付近から離れるとか、

自分で対応できるところはさっさと自分で対応して、安全を確保して下さい。

「KY」というと空気が読めないと最近は解釈しますが、安全の世界では「危険予知」を意味します。

日常ある風景の絵を見ながら、どこに危険が潜んでいるか、例えば、階段をヒールの高い靴で下りようとしているとか、前の車のフロントのガラスにボールが道路方向にとびだしてきているとか(その後、子供が飛び出してくる可能性が高い)、絵の中にある「かもしれない」危険を探す訓練です。同じことは、この情通本のオフィスを見ながらでもできます。走っている人、話しながら余所見をしながら歩いている人、整理整頓、一杯あります。

安全の世界には「ヒヤリ、ハット」というキーワードもあります。ヒヤリとしたこととか、ハットとしたしたことがありませんか。ヒヤリとするようなちょっとしたことがある場面では、そのうちに必ず大きな事故が発生するという経験則です。ゴキブリを1匹見つけるとそのあたりには30匹は潜んでいるというあの話と同じアナロジーです。

とにかく安全は何よりも優先します。事故や怪我をしてしまったら、売上げの確保どころではなくなります。普段から、こうすれば危ない、こういうときにはどうやって危険を避ける、眠たくなったらとにかく安全なところを探して少しだけでも眠る、などなど是非とも気をつけてほしいと思います。

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