濵ちゃんの足跡

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162.Ruby(1)

「Ruby」というプログラム言語を知っていますか。最近大流行の「ツイッター」がこの言語で製作されています。

出雲・松江を巡回してきました。そこで、今、松江がホット、Rubyが注目されていることを知りました。

Rubyとは新しいプログラム言語で、松江市在住のまつもとゆきひろ氏が'93年から開発しているオブジェクト指向スクリプト言語のことです。フリーソフトで、非常に生産性が高い(短い記述で実現できる)ことから、欧米で高く評価されているとのことでした。

先ほど話したように、最近大流行の「ツイッター」もこのRubyで作成されていることでも注目度をあげた原因になっています。

Rubyは、種々の機能を持つオブジェクト指向スクリプト言語であると同時に、通常の手続き型のプログラミングも可能で、テキスト処理などに優れ、シンプルな文法で、より分かりやすいプログラミングができるという特長を持っているとされます。Ruby関連の国際会議や講演会が@松江で開催されており、官民あげてホットになっているとのことでした。

関連して、「一人親支援プロジェクト:島根モデル」があります。

これは、外出が自由にできない一人親を在宅で就労させ適正な収入を確保させるプロジェクトで、厚労省が予算化し、各自治体が企画しています。

島根モデルは、これをRubyをキーにして実現しようとしていて、一人親に、Rubyをeラーニングで学習させ、一定のレベルに達した人に対して、都道府県や公官庁のホームページをRubYに書き換える仕事を作って継続させようする企画です。Rubyプログラマの増加との一石二鳥を狙っています。

すでに、この島根モデルを複数の自治体が採用する方向で検討を開始しています。システムの実現はマツケイが検討しており、立花はサーバー、H/Wシンクラ、S/Wシンクラの販売を目論んでいます。

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