濵ちゃんの足跡

前のページ 次のページ 目次へ戻る

閑話休題(15)世界陸上/土佐礼子選手のマラソンにみる

女子マラソンをもって07年世界陸上がフィナーレを迎えました。それにしても土佐さんの粘りは感動モノでした。

序盤と中盤は先頭を切って自分のペースを作り、後半はメダル争いの先頭で頑張っていましたが、ペースが上がって、一時は5番目に下がってしまって、もうメダルは無理かな?と思ってからが真骨頂でした。疲れて落ちてくる4番目の選手を追い抜き、3番目の中国の選手を追い抜いて、さらに前方の2番目の選手を追いかけたのです。

一時的な頑張りで、追い抜くことができたとしても、抜いた選手があきらめるほどの速さをキープし、更に前に見える選手が少しでも落ちてきそうだったら食ってやるという闘争心には頭が下がる思いでした。

こういう粘りをみると、土佐選手は、普段、どんな練習をしているのか?と思います。その場でいきなり力をだせと言ってもできるはずはないのですから、きっと普段からぎりぎりまで自分を追い込む練習をしているのだと思います。

76.朝礼のあり方について

朝礼がややマンネリになっていますので、もう一度朝礼のあり方、朝礼の意義について話をしたいと思います。

まず、第1の目的は「連絡事項の徹底」です。各部朝礼では連絡事項の徹底がなされていると思いますが、月曜日の朝礼では、連絡事項があるのが稀です。一週間の始まりにあたって連絡事項がないというのはおかしいですから、やり方に問題があるのではないかと思います。少なくとも、まず「今週の連絡事項はありませんか?」という確認から始めるべきだと思います。

第2番目の目的は「プレゼンテーション能力向上」のための練習です。人の前で話すための度胸を付ける、起承転結をきちんと整理して分かりやすく話す、相手の理解度を確認しながら対話的に話すなどのことができるようになるための訓練の一環です。だとすれば、一応は事前に考えて話すでしょうけど、もっと周到に準備して話してもよいと思います。例えば、動画を用意するとか、パネルを用意するとか、英語で話すとか。

3つ目は、「心身の健康の確認」です。朝礼の話を聞いている人を観察しながら、今日は元気かな、何か悩みを持っていないかなとチェックするのです。目をよけてあわそうとしなかったり、下を向いてしまったりする人は何かあるかもしれません。ですから、対面しながらの朝礼では全員の顔をみることができませんので、何か工夫が必要です。

そこで、来週から、丸座にして行って見たいと思います。当番の人はプレゼンに関して何らかの工夫をして下さい。

前のページ 次のページ 目次へ戻る