濵ちゃんの足跡

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閑話休題(58)現代語訳「学問のすすめ」福沢諭吉 /斉藤 孝(訳)=ちくま新書

冒頭は、「天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らず」とい有名なフレーズで始まっている。明治5年から明治9年にかけて全17編が分冊として発行された。初編の発行以来、9年間で70万冊売れたという。

この現代語訳を読んだ。西南戦争以前に書かれた本であるが、その全てが現在に通じるところがある。福沢諭吉という人は、幕末から西洋文化に触れていたとはいえ、明治維新のすごさというか、新しい考え方をこんなに早く理解し、世の中に啓蒙しているということに対して感動した。

その要点をまとめておきたいと思った。ちょっと長い紹介メモになったが、本書は、もっと具体的にたくさん例をひいて丁寧に記述されているので分かりやすい。是非、読んでほしいと思う。

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