濵ちゃんの足跡

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閑話休題(80)国別血液型分布(解説)

日本人の血液型分布はだいたいの人が知っていると思うが、どの国でも同じではない。日本の分布に近いところは、件のトルコ、ネパール、ドイツ、フィンランド。みな親日の国々である。血液型の分布が同じだと同じような文化や風土を育むだろうか。最近のことだから記憶に新しいけれども、ネパール隣国のブータンの皇太子ご夫妻が訪日された折に非常に近親間を感じた原因も案外ここら辺にあるかもしれない。

中国・インド・韓国はB型が多い。中国人は華僑に代表されるように商売に強く、インド人はゼロを発見した国だし2桁掛け算を暗記するくらい数字に強い。韓国人も日本人より中国人に似ているのは決して距離が近いだけではなくここに原因がある。

それに対して、欧米はB型が少ない。A型かO型で2分されている。そのなかでもドイツだけがB型が若干多く、それだけ欧米の中では親日的だという意味が分かる。

南米型は特殊である。O型が極端に多い。O型は劣勢遺伝で出現率は一番小さいが、ウイルスを原因とする病気に非常に強く、その結果生き延びてきたという歴史がある。その証拠に、アメリカインデアン、南米インデアンは100%O型だといわれている。

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