濵ちゃんの足跡

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キャッシュフロー経営

こんな当たり前のことに関心がなかった。与信を心配するお客様はない。商品を出荷すれば必ず回収できた。在庫を溜めない工夫として出荷額の102%の資金制約があったが、余程の失敗商品を作ったりしなければあり得ない数値だった。銀行の顔などみることはなかった。

そんな体質ではいけないと「キャッシュフロー経営」が叫ばれた。商品を売って、お金を回収して、そのお金で資材を買って商品を作る。キャッシュを中心にして運営すると、経費の節減や材料の原価低減は当然のこととして分かる。在庫をしてはいけない。先行投資はぎりぎりしかできない。

95兆8800億円の国家予算。税収だけでは不足する。大量の国債が発行される。赤字(国債)の累積。大会社でも小さな会社でもこんな経営はあり得ない。どんな理由を言ってみたところでとっくに破綻している。

入金、出金の時間軸を気にしている。大会社の論理が欠落している。濱村

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