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チックタック作戦

新人教育。ディジタル時計を作ってもらう。「ディジタル回路の基礎」を読んで貰う。回路設計が分かったらスタート。座学を実習に組み込んだ。LSIチームのやり方を拡大した。

仕様を決めて貰う。材料ほかの原価を計算する。回路を設計する。伝票を書いて部品を手配・払い出す。半田ごてと格闘して組み立てる。板金設計をする。ひとり一人全員違うが無理して工場で作ってもらう。設計どおりには動かない。品管部門が支援して全員動かす。原価、設計、手配、組立、品質などの工場で必要な座学と連動する。この間3ヶ月。

少し分かっている工学部出身者が遅れる。動かない。仕様の欲張りすぎ。原価の大きさ、商品との品質レベルの違いに驚愕。知識の要求範囲と深さを知る。

ディジタル時計と言えども侮るなかれ!飾り物にはよいが電源を入れてはいけない。商品はすごい。濱村

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