濵ちゃんの足跡

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ひと○○と努力

ひと転がり、ひと手間、ひと筆。ここでいう「ひと○○」のひとは「一」。もう少しという意味で使っている。ゴルフのプレイ中に、カップのすぐ近くでボールが止まったとき、特にちょっとショートしたときに「もうひと転がり」と言ったりする。果たしてそうだろうか。

ゴルフボールの直径は4cm。ひと転がりを厳密に円周とすると12cm超。案外大きい。カップの周りをを踏まないのは常識である。微妙なアンジュレーションを変えないためだ。カップからボールを拾い上げるときも、できるだけ遠くから腰をかがめて取るのがよいとされる。上級者ほど気をつけている。米国の男子プロは50cmぐらい離れていた。少なくとも自分の靴のサイズより内側は踏まないようにしたい。

センター試験の採点方法が見直されている。1点差の合否でどれだけの人生が異なったものになっただろうか。あまりにも大きい。プロゴルファーの1パットが何百万円差になることも珍しくない。

「ひと○○」のひとは大きい。ひと手間かければ誤字・脱字もぐっと減るし、ひと筆加えれば分かりやすい文章になる。「ひと○○」の努力を惜しまないようにしよう。濱村

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