濵ちゃんの足跡

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駅伝

年末の高校駅伝。元旦は実業団。2日と3日は箱根。すっかり年末年始の風物詩だ。とりわけ箱根駅伝。今年は記念大会。駒大・東洋大・日体大の前評判が高い。駒大は、出雲駅伝、全日本学生と2連勝しており三冠が掛かる。5区の山登りがキーだ。

ただ走っているだけじゃないかという人もいる。しかしこの中に数え切れないドラマが生まれる。各校とも伝統と絆の「襷」を制限時間の間に渡そうと必死にもがく。強い選手がブレーキになることもある。山梨学院大の絶対的エースだった中村選手がリタイヤした。早稲田大の花田選手が脱水してふらふらになった。駅伝の中に人生の縮図がある。

かってお客様からM電機は特定の人の顔しか見えない。それでは世代交代が上手くいかないと指摘された。短期的な効率ばかり意識していた。若手も見えるようにしてほしい。多少の費用増になっても長期的には意味があると。

駅伝を見る度に思い出す。仕事も人生も一区間を任されているに過ぎない。責任を持って次に襷を渡すことが前提だ。濱村

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