濵ちゃんの足跡

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金環日食と皆既日食

金環日食を観たのは幸運であった。太陽と地球とのちょうどいい位置に月がはいらないといけない。皆既日食はそれより地球に近い位置に月がある。ダイヤモンドリングは数秒間である。クレータのぎざぎざを通過する光がダイヤモンドになる。驚くのはリング。最初はできていない。ダイヤモンドができた瞬間に流れるようにサーとリングができる。そしてダイヤモンドが消えるとリングも消える。

徐々に暗くなって、鳥が騒ぐ。街路灯が点灯する。車がヘッドライトをつけて走る。圧巻は360度全周の夕焼け。周りは太陽の光があって、自分は月の影の中にいるから全周が夕焼けになる。理屈的には太陽が月から顔を出すときもできる。しかし光が強くなってしまうのであっと言う間。やがて街路灯が消え、普段に戻る。

太陽電池を敷設した畑があった。農業機械が入る高さがある。手動で角度が変えれる。隙間をつくって30%を採光する。70%は作物。太陽が移動するので影は固定しない。万遍なく光があたって農業に支障はない。太陽光発電と農業が融合した。太陽電池の敷設面積は無限になった。

自然の中に生かされている人間を知る。濱村

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