濵ちゃんの足跡

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電波望遠鏡

長野県野辺山に直径45mのミリ波観測用がある。可視光より長い宇宙の微弱な電波を観測する。鏡面は0.1mm精度に仕上げてある。また、臼田山には直径64mのものがある。当初ハレー彗星の観測に使われ、「はやぶさ」との通信用にも使われた。

南米チリのアンデス山脈アタカマ砂漠の海抜5000mの高地には全66台のパラボラアンテナからなる開口合成アンテナ(干渉計)タイプの電波望遠鏡が設置さえている。新星爆発のガスの流れなどが明瞭に捉えられている。

人間はどこから来たのか、宇宙はどうやってできたのか興味は尽きない。11次元もあったと言われるインフレーションは観測できない。時間を含めて4次元に安定した現在を観測して想像するしかない。

ホモロガス変形法。自重でたわんでも放物面を確保する。副鏡を動かすことでどんな角度でも連続的に受信できる。2m超のボールベアリング=真球。M電機の先端技術の集合。経済活動に直結しないところがいい。濱村

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