濵ちゃんの足跡

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富岡製糸場

明治5年(1872)開業。江戸時代からわずか5年。日本の近代化の象徴。富国強兵。「追いつけ、追い越せ」が始まる。群馬県富岡に設立された。急激な変化が進む。世文化界遺産に登録されることが確実になった。

例えばストッキング。ナイロンが作られるまでは絹が一番だった。絹のもとは生糸。生糸のもとは繭。繭のもとは蚕。農家で養蚕が盛んになった。最初は毛虫。脱皮していもむし状になる。5回の脱皮を繰り返してだんだん大きくなり半透明になると、繭を作ってさなぎになる。熱湯に浸してほどいた数個の繭を拠り合わせて生糸にする。

富士山に続いての世界文化遺産。明るいニュース。

紡績とあわせて軽工業の代表格。安い賃金。つらい仕事。女工哀史が代名詞になった。産業の歴史を回顧する。濱村

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