濵ちゃんの足跡

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感電

閉回路が出来上がると感電する。危険性は電圧、電流、周波数、電流経路によって異なる。電圧x電流x時間=電力量の大きさに依存する。静電気は1万V超になることがあるが通常電力量が小さいので大事にはならない。雷のように高圧で大きな電力量になると重篤に至る場合が多い。

周波数的には40~150Hzが最も危険。50Hz-60Hzで100V-200Vの商用電源は感電しやすく危険な部分に入る。50kHz級の高周波メスや乾電池などの直流では比較的影響は少ないが油断は禁物である。

電流経路が心臓を通過すると0.1mA未満でも心室細動や心停止を起こすことがある。また直接接触以外に空中放電や樹木の下での側雷も危険である。

未放電のコンデンサや電池、栓をしていないコンセント、何でも舐める乳幼児には特に注意を要す。濱村

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