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人類
つくづく人間は自然の一部に過ぎないと思う。水でできている。自然を食べる。大島でも嵐山でも自然の猛威には勝てなかった。いけないと分かっていてもあちこちで紛争が起きる。差別をする。女子高生の殺人も。他方、阪神地震や東日本大震災に対するボランティアが続いている。矛盾だらけ。しかしそれが人間。
宇宙の起源を探ろうと数100mにパラボラを組んでも、30cmのウエハをnmで微細化しても10の8乗の精度。同じオーダーなのは人間の限界=自然の分厚い壁を感じる。
人間は他の動物と違うという。神のように理想的なふるまいをしなければならないとする発言がある。もともと矛盾を内包している自分自身をどう捉えているか。
人工的と思っていることも所詮自然の中。iPS細胞もあるかないか分からないSTAP細胞も自然界の現象の発見にすぎない。
「次世代類」が生まれるまで人類の矛盾は解決しない。濱村
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