濵ちゃんの足跡

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大地震

「揺れたら机の下に、むやみに飛び出すな、火を消せ」。地震の教えであった。関大震災の反省。火事は熱で川をも越える。神戸大地震で一変した。まだ早朝、朝食を準備する前。眠っていた。突き上げる直下型。潰れ建物から逃げ遅れた圧死が大半であった。火の心配は少なかった。「上から落ちてくるものに注意しながら一刻も早く外へ」。

東日本大震災には横浜で遭った。長周期の横揺れが10分ぐらい続いた。港の近くにいながら津波に対する警戒がまったくなかった。気仙沼港の船や車も逃げ切れると甘く考えていた。大潮や高潮は海面だけ。津波は海底からの体積だから浅瀬に行くほど盛り上がる。南海大地震では高知県黒潮町で34mの予測もある。

東日本大震災から4年。避難中の人。津波に流される人。救えなかった意識がPTSDになる。神戸大地震から20年。米国の帰国軍人でも大きな問題になっている。戦後50年経ても亡父のPTSDは残った。

大被害になった。映像はスマトラ地震で見ていた。火事も起こった。「とにかく安全で高いところに非難する」。教訓。黙祷。濱村

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