濵ちゃんの足跡

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折ったノート

毎頁の右端はだいたい白紙。珠に長い文が書いてある。もったいないからA4の大学ノートを半分に折って使った。簡潔に書く癖がついた。折り目がしおりになる。特許対策になるかもしれないと丁寧に書いた。そのままコピーとして配れた。

全部万年筆を使った。高校の入学祝いに母親に買って貰った。ペン先も替えることはなかった。最近貯まったノートを全冊破って整理した。ひとつの仕事が終ったような気がした。

良いものを長く使う。筆入れは皮で高校+社会人で2個目だ。筆記用具に限らず装飾品も洋服も大事に使う。「安物買いの銭失い」は母親の口癖のひとつだった。

ノートは週報を作成するとき以外に活用することはなかった。必要なことだけメモればいい。濱村

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