濵ちゃんの足跡

前のページ 次のページ 目次へ戻る

お茶

松江。煎茶のときも番茶のときもある。起きたら朝の一杯。朝食時。午前のたばこ(休憩のこと)。昼食時。午後のたばこ。はしま(夕食前の小腹を満たす食事のこと)。夕食時。寝る前。とにかくよく飲む。お茶請けはつけものか駄菓子。たばこは縁側だったり、畦道だったり。

松平不昧公が江戸時代の代表的な茶人であった。お茶請けの和菓子は「若草」か「山川」。それが庶民に根付いた。

「ぼてぼて茶」。煮出した番茶を茶筅でぼてぼてと泡立てる。その中にごはん・椎茸・高野豆腐・黒豆・干瓢・たくあんなどを細かく刻んで入れて飲む(食べる)。松江の郷土料理。

お茶やコーヒーはずっと昔から飲まれている。きっと現代人の気のつかない効能があると思っている。濱村

前のページ 次のページ 目次へ戻る