濵ちゃんの足跡

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起業

勢いのまま起業する。儲けることだけが頭にあって先行する。創業当初は社会的責任が薄い。自分の優位性を信じる。それが二代目でなくなることが多い。

継続できなくなったとき、社会的責任がどっさりと発生する。債権・債務。社員の生活。売った製品の保守など。全部終了して資産が残れば分配して解散。マイナスならば倒産。清算する。

製品の保守が一番難しい。引き継いでくれる会社があれば楽になる。一般に民生機器は7年の使用期間を保証している。止めるとなると7年分の保守費用を計上する。P社は石油ファンヒータが製品使用期間を大幅に超えていても、これでもかとやけくそにも思えるほどに回収案内を続けて逆に印象を良くした。

起業するときに撤退する時のことも考える。濱村

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