濵ちゃんの足跡

前のページ 次のページ 目次へ戻る

能率

一昔前の野洲。世界独占商品。高度だが同じものを1年中作る。1人の作業者あたりに3人のIEがいた。徹底的に機械化された。

ディジカメの多品種生産。段取り変えがたびたび起こる。コンベアさえなし。すべて人力。5-6人/屋台で総組+最終試験+梱包を行っていた。屋台は何列もある。外段取り。投入は10個単位。全部が揃ってなくなれば正解。余れば取り付け忘れ。その10台はロット不良として屋台外でチェックする。動きにも無駄がない。作業幅は55cm/人。目を動かすだけで認識できる限界。手渡し。試験プロは製品に組み込まれていて屋台では結果を確認するだけ。

計画期間で計画台数を作る。習熟曲線に乗って計画以上の台数ができるようになると一番能率の悪い人が外される。その恐怖でますます能率が上がる。コストダウンには最も効果があると。レンズや液晶を扱うのに透明ビニールで囲って内圧を高くするだけで十分な清浄度になっていた。

商品による。設計段階からすごく工夫してある。濱村

前のページ 次のページ 目次へ戻る