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景気観

米国は緊縮。日本はジャブジャブ。どちらが銭余りになるかは誰でも分かる。日銀が国債を回収する。市中にお金が残る。円安・株高が顕著である。少なくとも金融経済は活況。実体経済の実感はない。

今冬、大企業のボーナスが5%くらい上がるというニュースがある。外需が貢献している。大企業(資本金>1億円)は1.2万社、約1200万人が働く。ちなみに中小企業は420万社、2800万人。国家公務員は100万人。地方公務員は300万人。総人口から幼老を引いて考えると約2割が恩恵に預かる。国民全体には行き渡らない。

消費税10%を延期するという。今春の3%アップで購買意欲が低下した。設備投資も個人消費も伸張しない。

株高は世評と人の気分を明るくした。一時期はうまくいっているように見えた。生活に直結した円安の負の影響が先行する。濱村

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