濵ちゃんの足跡

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売り

特長付けをいつも考えていた。他社が何で売り込んでくるか。商品にはトレンドがあっていきなり変わった商品は作れない。競争相手の顔を思い浮かべながら想像した。

社内外の技術トレンドに注目した。社内の基礎研は10年後まで、実用化研は5年後まで。他社の売込みは競争軸にならない。同業他社にも売り込んでいるはず。研究所をみせてもらった。商品への搭載時期を予測する。一見関係のない新聞ネタでも世の中の流れを読み取る。商品の方向性を指している。

社内の全研究部門が集まる。事業側からも提案する。進捗を聴く。研究依頼という制度があった。技術を作るための優秀な研究者はたくさんいた。

他人より1分でも1秒でも早く気がづくこと。それが勝負の分かれ目だと思っていた。濱村

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