濵ちゃんの足跡

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実践人間工学

人間がどう考えてどう行動するか。常に考えている。商品の企画では当たり前のこと。自販機では1コインを1枚ずつ投入させる。表面のごみを指で除去する。複数枚同時投入できるところは仕事が増えても良いところ。有人の労働力が余っている。

ケータイでは耳口寸法=14cmという黒電話時代の常識があった。仕様にもなっていた。フリップの先にマイクをつけて耳口寸法を稼いだ。本体にマイクを内蔵しても十分な感度が得られるようになってもフリップで音声を誘導した。今では14cmより短くても平気である。人間の慣れで常識が変わる。

人間が絡むシステムには人間にどういう役割をもたせるか。人間もごく自然に行動するように系の中に組み込む。

このように事故やミスを極力減らし統合的にデザインやシステムに生かすことが人間工学の実践!・・・かな? 濱村

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