濵ちゃんの足跡

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社外試験

15歳になる中3の夏を過ぎた頃、文部省(当時)の特別奨学生に合格した。奨学金は授業料と通学費になった。貸与して貰った金を半額返したところで残りは免除された。

20歳ごろ、大学卒業相当の能力を保有しているかどうかという技術士の予備試験に合格した。数学・英語・選択の3科目。数学は代数・行列・偏微分・二重積分の4題。英語は長文読解などA3用紙2ページ。選択は工学一般で10問中5問を解答。土木や建築も勉強した。コンクリートの強度計算などの設問があった。合格者はわずか16人。3%以下であった。

25歳、特殊情報技術者に合格した。当時はCOBOLやFORTRAN全盛である。年齢制限があった。最年少合格者のひとりになった。

5年毎の社内論文は第一選抜で合格した。主幹論文をベースとして実際に米国に調達センターができた話を聞いて試験というより実現性のある提言とすべくファイトが湧いた。

社外試験は資格取得と同時に客観的な評価を得るため。社外でも通用する実力かどうかを見極めたかった。濱村

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