濵ちゃんの足跡

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3.特別講座1(心がけ、心構え)

会社の長として、「絶対にぶれないもの」を自分の核(コア)にもつ必要があります。それが、誠実・感謝・元気なら、それはそれでいいけれども、ちょっと表面的というか、当たり前すぎる気がします。

・誠実であるためには、どういう心構えが必要か、

・感謝を忘れないためには、どういう心構えが必要か、

・元気でいるためには、どういう心構えが必要か、

というよりも、これは、人間として基本的に持っていなければならない事柄だと思います。

正直言って、私の場合、「心がけること=心構え」の、孤独に耐える、がまんする、フェアであれ、の3点は、他人を意識することなく、どんなことがあっても、自分自身でこれだけは絶対に外さないと自分を縛っているものです。それは、「外から見えない自分なりの努力」です。

会社の長は、表面は社員と共有しても、その反面では常に冷静さが求められます。例えば、社員が大きな成果を出したときには、一緒に喜びながらも、同時に、褒める度合いを冷静に考えなければなりません。ボーナスを出すか、言葉で褒めるか、どの程度の言葉にするか。大きな不具合が生じたときは、社員はお客様や社会に対して謝れば済みますが、会社の長は、それは当然として、会社の損失を最小化するにはどうしたらよいか考えないといけない、場合によっては会社が存続できるかどうかというぎりぎりの場面もあり得ますから、そのようなケースでは、「誠実、感謝、元気」では切り抜けられません。

特別講座1(心がけ、心構え)

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