濵ちゃんの足跡

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205.何故,SOCが儲からないか(5)(一橋大中屋特任教授との議論)

(5)戦わない日本人

・90、74、15とは

「自国のために戦うか」という問いに対する回答の割合である。90は90%で中国、74は韓国、15は日本である。日本人の15%しか日本のために、日本民族のために戦おうとしない。これは超異常である。母国を守らなくてどうする。イスラエルを建国し、今なお争いが続くユダヤ人を何とみる。平和ボケか、洗脳か。

・5、23、40とは

日本人女性の生涯未婚率である。60歳の女性の未婚率は5%にすぎない。20人中19人は結婚して子供をもうけている。23%は30歳、40%は現在20歳の女性の生涯未婚率の予測値である。シングルマザーがいたとしても由々しき数値である。少子化の一断面である。

・草食系男子

困難なことを避ける。面倒なことを避ける。上昇志向をしない。女性に少しきついことを言われると母親に逃げ込む。いつまでもマザーコンプレックスから抜け出せない。母親も子離れできない。何故か。それが一番楽な関係だからである。

・中国ビジネス

中国でケータイビジネスを行ったことがある。当時は地元企業との共同でなければ起業できなかった。中国共産党は絶対であった。少し儲かると、もう少し工場を拡大しましょうと言う。当然と考えて採用を増やす。市場がどんどん伸びているから、また儲かる。どんどん採用が増える。そのうちにR&Dを作りたいという。学校へ寄付したいという。結局、中国の富国強兵を手伝っただけだった。

この章のまとめ

戦おうとしない、争うことを避ける文化がはびこっている。Noという勇気がない。尖閣諸島を侵犯されても、竹島を占拠されても、日本に領土問題は存在しないと弱腰な政府。個人の問題ではない。日本民族全体の問題になっている。

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