濵ちゃんの足跡

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222.コンプライアンス(3)

ケース3:

お客様の会社が創立30周年を迎えたので、祝電と胡蝶蘭を贈りました。費用は交際費で処理しました。

[回答]正解。 そうです。正しい処理ですね。胡蝶蘭は贈り物ですから、交際費で処理するのが正しいですね。

ケース4:

お客様から大きな注文を頂きました。十分な利益もありました。お客様の現場事務所が暑いとの話があったので、注文品を納品するついでに、ちょっと気をきかせて、エアコンを1台もぐりこませて置きました。現場からたいへん喜んでもらえ、次の商談の内示を貰うことができました。

[回答]正しくない。

エアコンは贈り物なので、交際費で処理すべきだと思います。そうです。そのとおりです。儲かったし、次の商談もあるし、ここは一発客先におべんちゃらして、次の発注を確実なものにしたいという商売の仕方はあり得る話です。けれども税金の費目のこと、税率の違いをきちんと理解した上で、勝手にやるのではなく、上長にきちんと相談しておこなうべき内容です。

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