濵ちゃんの足跡

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閑話休題(7)野球の練習システムについて

先日の土日に宮崎へ行ってきました。球音が待ち切れなくて巨人キャンプをみてきました。というか、本当は、私は、野球の練習しているところ、練習の仕方、練習システムをみるのが大好きで、それをみてきました。

私たちアマチュアが野球をするときは、キャッチボール、トスバッティング、フリーバッティング、そして、最後にノックを受けるという手順で練習します。このとき、ほとんどの場合、グランドの中には1つか2つのボールしか動いていません。

ところが、プロの練習は違います。まず歩くところからゆっくり筋肉をほぐし、しっかりストレッチしてから練習が始まります。そしてその練習がすごいのですが、巨人の場合は、バックネット方向にトスバッティングが3~4人。フリーバッティングは2ケージで2人同時。そしてフリーバッティングの合間を見ながら内野ノックが左右で2人。そしてファールグランドも使って外野ノックがこれも左右で2人。実に、10個くらいのボールがひとつのグランドの中で僅かなタイミングを計りながら、ほぼ同時に動くのです。さらに、その合間を縫って、ベースランニングを練習したりするのですから、同じ1時間でも、練習密度がアマチュアとは全然違います。

何が言いたいかというと、仕事の仕方にも、これと同じように、アマチュアのやり方とプロのやり方があるのではないか。もっともっと工夫することができるのではないかということです。

先ほどの例は巨人の練習システムですが、これらのやり方は球団毎にみんな違います。いろんな研究をして工夫をして練習能率を上げているのです。私たちも、今のやり方がいいと思わずに、いろんな例を参考にして工夫し、能率アップを図りましょう。

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