濵ちゃんの足跡

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リーダ

松工高渡辺監督時代。レギュラーは監督宅に下宿していた。バスケットボール選手が監督を慕って入学する。寄付金も集まる。有本先輩は自転車が股下を通ると言わるほど長身であった。インターハイ・国体とも優秀な成績。蔦監督。自宅横に寮を建てて24時間共に生活した。高校野球。雨の中、傘をさして打撃練習をした。阿波の金太郎(=巨人:水野投手)とかやまびこ打線(=南海:畠山ほか)とか言われた。

人間力。監督やコーチでガラリとチームや成績が変わる。同じメンバーでも新規でも。それだけ愛情と責任感が強い。優しさと厳しさが同居する。夫人の内助の功はどれほどのものであったか。シンクロの井村コーチやソフトボールの宇津木前監督にもみられる。ときには非情とも思えることでも当たり前のようにする。

誰しも良い子と思われたい。「泣いて馬しょくを切る」。規律を守るために愛弟子であっても断罪するという意味。これができるかどうか。リーダのあるべき姿。経営職と酷似している。

彼らだったらどうするか考えてみる。勇気をもらった。濱村

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