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社会空間
2011年のことだった。大相撲の八百長事件。引退した花形力士もいた。大相撲が衰退する。続くのかとさえ思えた。しかし見事に復活した(ようにみえる)。当たり前である。残った中で一番強い人が横綱になる。順に番付が決まる。若い人が繰り上がる。そのうちに名前を覚える。相撲社会は閉じている。
一般の会社は開かれている。必要なら外から通年採用する。パートナー会社から補充することもできる。他社との競争に勝たねばならない。技術で勝つか。品質で勝つか。自社の強みを前面にだす。
業界は緩やかに閉じている。だから業界を超えることは難しい。が不可能ではない。少しずつコモディティが拡がる。そこにチャンスがある。
大相撲でも部屋別にみると競争に勝たないと生き残れない=開かれている。
このような世界間=空間概念を感じる。どの空間を攻めるのが有効か。攻めても無駄か。思い切って攻める業界を変えるか。簡単ではない。濱村
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