濵ちゃんの足跡

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79.オリンピックをみて思うこと(その2)

オリンピック選手の頑張りをみて、それがそのまま私たちの仕事の仕方に当てはまるということを話しました。これをもう少し深掘りしてみたいと思います。

ビジネスにおいて

・「あきらめない」ということ。これはみんなが日常的に感じることですので、非常によく分かると思います。自分があきらめたところでそのビジネスは終わります。あきらめないで、第2弾、第3弾と提案をし続けることによって、それこそお客様が根負けするくらい突っ込んで行って、初めてビジネスとして成立することはよく経験するところです。

ビジネスにおいて

・「努力する」ということ。ビジネスを成功させるためには、あらゆる角度から広範に自分自身の能力アップを図る必要があります。商品知識、市場動向、業界動向、語学、コミュニケーション能力、人間力など、お客様に認めてもらうために、自分自身の魅力をアップさせる必要があります。これには何と言っても日々の努力しかありません。

ビジネスにおいて

・「環境をよくする」ということ。これは自分とお客様を取り巻くあらゆる周辺環境をよくするということですから、ゴルフをすること、酒を飲むこと、すべてよいでしょうし、珠にはお客様の無理を聞く、自分の都合だけで頑張るのではなく相手の立場に立って考えてみるなどは、すべて環境をよくすることに繋がると思います。

ビジネスにおいて

・「素質をアップさせる」ということ。オリンピックに出るくらいのスポーツ選手は、生まれながらにして素質に恵まれています。その素質があることが前提で、その上に環境が改善され、個々の努力によってすばらしいアスリートとして開花するという構図だと思います。

であるなら、我々はプロの営業マンとしての素質はどうでしょうか。生まれながらにして営業マンというように恵まれている人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はまったく営業に向いていない人かもしれません。

そうしたら、営業に向いていない人はどうしたらいいのでしょうか。

私は、営業マンの素質と、アスリートの素質は違うと思います。営業マンももちろん素質に恵まれている人が有利であることはもちろんですが、それだけでしょうか。私は、営業はチームで行うもので考えていますので、個人の素質が足らなければ、上司を使う、技術部門を使う、仕入先を使う、それでも売れなければ売る商品そのものを変える、これらのことはみんな営業マンの素質を変えることと同じだと思っています。ですから、営業マンの素質は持って生まれたものではなく、後付でいくらでも改善できると思います。

ビジネスにおいて

・「運を掴む」ということ。これは、最後の最後の話です。本当にいくら粘っても、いくら努力してもビジネスが成功しないことはあるでしょう。でも、我々は、その段階まで突っ込み切ってはいません。もっと前の段階で挫折していることが多いように思います。運が掴めるように、もっともっと日頃のひとつひとつに努力して下さい。

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