前のページ

次のページ

目次へ戻る

120.LPの見直し

LPは2010年度完成目標で計画してきましたが、未曾有の不景気もあって、実現の目処がまったくたたなくなっています。そこで、2015/3を期限として全面的に見直すことになりました。今週末に見直しの方向付けが行われ、具体的な指示が出ることになっています。

ところで、昨日の都議選は予想以上の与党の敗北で、次の衆議選への影響は避けられない情勢となりました。もし、民主党が政権をとって高速道路料金を無料化されると、単純に考えると、ETCが意味をなさないことになり、我々のDSRCビジネスも大打撃を受けることになります。

また、巷では、景気回復の兆しありなどと言っていますが、米国、欧州の回復の遅れからくる円高、株安、それになんと言っても、今回の不景気に対して緊急出動した公的資金のツケがどういう風に影響してくるか非常に心配なところであります。おそらく一瞬回復したかにみえるかもしれないですが、その水準はずっと低いところで横ばいになるとみています。

でも、悪い材料ばかり見ていても始まりません。LPが延長されることでも分かるように、中国やインドの成長が大いに期待できます。延びる国、伸びる分野にシフトして、明るく前を向いて行くしかありません。LPの見直しのために、世情の変化を見逃さないように注視しながら、元気よく進もうではありませんか。

前のページ

次のページ

目次へ戻る