濵ちゃんの足跡

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原価企画

商品企画段階でそのモデルの生産台数(=販売+保守)とP/Lを決める。機種リーダは6人+次モデル3人。技術者は専門家としてプールする。モデルの進捗に合わせて割り当て増減させる。機種リーダは担当するモデルの商品企画にも参画する。

原価企画も同時に行う。利益を読む。部材のパレート図を作る。100円以上の部材は25品目で85%を占める。1個100円でも100万個なら1億円。数1000円/個の半導体は格好の標的。ケータイの前にLSI設計を担当していたので得意分野であった。

部材の価格交渉を購買部門だけに委ねない。経営陣の仕事。目標を明確にして追い込む。部材は同じものでも向け先によって価格が異なる。総計してラインが充足し利益がでれば良しとしている。逆に一旦計画すると価格は崩せない。交渉時期がある。

機種リーダが欲張り過ぎると企画できない。分散させて各モデルに特長を持たせる。時間に限りがある。狙いを絞る。濱村

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